US空軍 大和田受信所

  新座市、清瀬市にまたがるUS空軍 大和田受信所。
所沢送信所と一対の関係です。

旧海軍大和田通信所として古くから電波にゆかりの地です。

広大な敷地に、モノコーン、水平ログペリ、垂直ログペリ、ログスパイラル等が各1基ゆったりと設置されています。
東京周辺にある唯一の大型垂直ログペリではないでしょうか。

中央タワーから4方向に垂直エレメントが展開されています。
給電側

給電箇所は、撮影距離が遠いため詳細が良く分かりません。
ログスパイラル
US独特のフォルム
水平ログペリ
これは何でしょうか。

多素子ループ、多素子リングアンテナのようにも見えます。
↑ 2005年11月撮影

↓ 2007年 3月撮影



垂直ログペリは撤去されました。



下は旧軍の門柱と思われます。
気象衛星センター清瀬が見えます。

↓ 2010年3月 撮影
モノコーンアンテナのエレメント部分。
モノコーンアンテナの給電部
奥にあるモノコーンアンテナ
ログスパイラルの片側の終端部。
終端函が低い位置についている。
初めて見たときは良く分からなかったのですが、United States Antenna Products, L.L.C.社のHermes Loopに酷似しています。
LPDAは撤去されました。

↓ 2013年11月 撮影(Mr.Jansen, thank for your very useful information.)
TCI 540型(手前)、TCI 570型(奥)が新設された
ループアレイの形式が変更されていた。
TCI 540型
4面のログペリが地面に向かって垂直に建っているイメージです。
TCI 570型
「4巻線円すいうず巻アンテナ」で、4巻線への給電方法により垂直指向性を変更できる。 4巻線はそれぞれ接地されている。

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