NHK 柏崎中継局

NHK柏崎中継放送所は、柏崎中心部から西方向の丘の上にある。
アンテナ形式は自立式基部絶縁型(円管柱)で、支線を使わない形式により狭い敷地に建設でき、また従来の他の自立式(鉄塔)より低コストで設置することを目的に開発されたとのこと。
給電部を覆うコンクリート構造物は、スリーブダイポールのスリーブ部を構成していて、内部は金網で覆われている。
アンテナ紹介している他のwebサイトを拝見すると、同じ形式は下記のNHK各中継放送所で採用されている。上田(長野県)、香住(兵庫県)、須崎(高知県)、牟岐(徳島県 最初の実用化局)
出典 昭和61年6月24日 テレビジョン学会技術報告 RE86-22
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tvtr/10/10/10_KJ00001966266/_pdf/-char/ja  
寄り添う送信局舎から給電線が見えないので地下から給電か。


最近は、NHKでも自立式基部接地型(円管柱。ダウンリード型)の新設があるようで、コストやアンテナ効率とのトレードオフかもしれません。
2016年5月撮影

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